kokoro
自分のことだけで目一杯なのか、周りに気を配れない仕事ぶりのビジネスマンが多い。
新人なら分かるが、ビジネス歴20年を超えたベテランが、気配りの無い仕事をしているとガッカリする。
こういう輩は家庭でも鈍感なオヤジをやっていて、頼りないやらワガママで、家族のヒンシュクを買っているに違いない。


ガラケーをスマホに買い替えようと携帯ショップへ出向いたら、「何ギガくらい使いますか?」「アプリは・・・」「Wi-Fiは・・・」なんて矢継ぎ早に聞かれても、老人にはそんな専門用語は分かりはしない。
電話機能とメールくらいしか使ったことがないから、長い間、ガラケーで用を済ませて来た老人に、その道のプロが専門用語を使って話を始めたら、初めからチンプンカンプンで説明が耳に入って来ない。
辟易して「また考えてから来ます」と言って店を後にした。

営業マンが客先に提案書を出すときに、監視カメラの解像度や機能やデータ通信機能を専門用語で綴ったら、お客様は訳が分からなくなって、提案書はゴミ箱に直行する。
新しい機能の監視カメラが、お客様の職場にどんな便利を提供できるのか、どんな仕事の効率化が実現出来るのか、やさしく分かりやすく、噛み砕いて説明する提案書であるべきだ。

思いやりとか優しさが無いから、仕事が独善的になって、お客様の共感や支持が得られないのだ。

若いころ、きっと恋をしなかったんじゃないか?と思う。
好きな女性の気を寄せるために、いろんな気配りとか演出に苦悩した経験がないから、思いやりの芽が育たなかったのではないかと思う。

思いやりに欠けているオッサンがウヨウヨいる。