部屋の窓に今朝も結露が出来て、その半端ない液量に驚く。
もっとも、就寝中は加湿器を点けたままなので、部屋の中の湿度は高く、外気との温度差が大きいから結露も多いのだろう。
日中は換気のために窓を全開にするので、午前中には結露は乾いてしまう。
これから花粉の時期が来ると、日中に窓を開けることができないから、結露の拭き取りは毎朝の日課になる。
面倒だが、花粉に比べれば結露の掃除など他愛無い作業だ。
結露も花粉も無い初夏が一番いい。
部屋の窓に今朝も結露が出来て、その半端ない液量に驚く。
もっとも、就寝中は加湿器を点けたままなので、部屋の中の湿度は高く、外気との温度差が大きいから結露も多いのだろう。
日中は換気のために窓を全開にするので、午前中には結露は乾いてしまう。
これから花粉の時期が来ると、日中に窓を開けることができないから、結露の拭き取りは毎朝の日課になる。
面倒だが、花粉に比べれば結露の掃除など他愛無い作業だ。
結露も花粉も無い初夏が一番いい。
免許を取って自動車に乗った昭和49年のころは、当然にクラッチ付きのマニュアル車で、今のようなAT車などは無かった。
AT車ではなくトルコン(トラクションコントロール)車があったが、当時はまだ出始めで稀な自動車だった。
車はメカニックで、否応なくメカをメンテナンスしなければ維持できなかった。
ファンベルトやダイナモの交換、ポイントのカーボン清掃、フィルター掃除、いろいろ手入れしたものだった。
今の車は自分で触る場所が無い。
ウォッシャー液、オイル、バッテリーしか触ることができない。
その分、自動車をイジル楽しみが失われてしまった寂しさもある。
自動ブレーキ、衝突回避機能に始まり、自動運転システムまで進化すると、車をイジル楽しみも運転する楽しみも無くなってしまう。
進化は時代の需要だから仕方ないが、古い私のような人は寂しく感じてしまう。
大学時代は夏・冬・春の休みが長かったから、石材店で墓地の施工、いえば土方仕事のアルバイトをやっていたが、当時は随分厳しく仕事を教え込まれた。
特に、職人さんの仕事の補助では段取りが悪くて叱られた。
ノミやゲンノウを投げつけられたこともあった。
医師の手術で、看護婦が執刀医にメスや鉗子を手際よく手渡す光景に似ている。
職人が使う道具の名前を覚えるのも大変だったが、作業工程の一つ先を読んで、使う道具を段取りしなくてはいけない。
仕事を真剣に見ていないと工程が覚えられないから、アルバイトといえ相当真剣に仕事を思えたものだ。
“先を読め”と始終叱られた。
そんな“先を読む”ことの躾けが今の自分のビジネスを支えて来たと実感している。
子は親が願ったように、親が言ったようには育たず、親がやったように育つ。
優しい人になって欲しいと思っていても、夫婦仲が悪くてケンカばかりしていたのでは、それを見て育った子が優しくなるはずがない。
子は親の背を見て育っている。
組織でも、上司が言ったように部下は育たず、上司の後姿の通りに部下が真似て育つと言えるだろう。
反省の無い上司の下で育った若手は、行く先で同じように反省しない中堅になるに違いない。
客先から受けた上司のクレーム対応がいい加減ならば、それを見た部下はいい加減な仕事をする企業人になる。
上司がしたようにしか部下は育たない。
厚生年金への加入をすべきなのに、そういう義務を怠って、厚生年金に加入していない就労者が200万人もいるそうだ。
確かに法定福利費は、我々零細企業経営にとって重い負担だ。
かねて、収益が上がらず資金繰りに窮していた当時、社会保険料が納付できず滞納していたとき、社会保険事務所から呼び出されて納付計画書を取られたことがあった。
納付が履行できずに個人借入で納付を済ませた。
行き詰まっている企業にとって法定福利費の納付は確かに辛い。
だが、それを怠ると勤める社員の将来を経営者が食い物にすることになるから、決して逃げてはならない。
まず社員の給料と法定費、次に仕入先への支払い、経費支払い、借入返済、最後が経営者の報酬だ。