近年はパチンコ人口の減少に加え、同業者との競合激化やヒット商品に恵まれなかったことから受注の伸び悩みが続き、2期連続で大幅な欠損計上を余儀なくされ、苦しい資金繰りが続いていたとのこと。
会社を創業した当時、遊技機の新製品開発を受託して、数種のパチンコ機とスロット機を試作したことがある。
請け負った開発の仕事が技術的に面白くて、当時は遊技機専門の開発事業に特化しようと考えた。
その道に邁進しなかったのは、下請け会社として厳しいコスト圧力に耐えられなかったことが挙げられる。
下請けから脱して、自社で開発製造した遊技機を市場に投入するには障壁が多すぎて前には進めなかった。
今、考えれば、縮むマーケットに身を置いてなくて良かったと思う。