己の不遇を世の中や育ちのせいにしている人は少なくない。
自身の力を高める努力や苦難に耐えることをせず、楽な方や得する方を選んできた生き方のツケが回ったのだ。
頑張って来た人や我慢を続けて来た人と、惰性で生きて、損得勘定を優先してきた人が、晩年に同じだったら、そのことの方が不条理だと思う。
大した努力も辛抱もしていないのに、自慰が高くて人一倍に生きて来たような言い方をする人もいる。
人それぞれに器や価値観や努力のレベルが違うから、低いレベルで頑張った人の頑張りを否定することはできないが、人生の努力の程は等しく報われる。
世の中は正しく出来ていると思うしかない。