2013年11月

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防犯カメラで安全な未来を創る株式会社ガリレオ
 
仕事は思い通りに進まないことがシバシバで、相手が居る以上、思い通りに進むことの方が稀です。
 
分かり難い表現ですが、私はよく「仕事の重心を探せ」と言います。
 
仕事を巧く進めたいと思ったら、重心を外して努力しても、効率よく仕事は進みません。
 
 
例えば、小売店で
集客数が落ちて売上が下がったのに、売場の商品陳列を変えても収益は動きません。
 
集客数が落ちたら「集客」が重心ですから、集客数を増やすのは陳列ではなく「告知・宣伝」です。
 
集客数は横ばいなのに売上が落ちたら、重心は「購買率」ですから、お客様の購買動機を煽るような陳列とかキャンペーンを打つ必要があります。
 
仕事の重心が感性良くキャッチできるかどうかは、管理職に選任する重要な職能要件になります。
 
重心をビシッと捕まえられる感性の良いビジネスマンは、なかなかお目にかかれません。
 
 
 
 

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防犯カメラで安全な未来を創る株式会社ガリレオ
 
小売店を営む経営者から、
「従業員が不正をしているので証拠撮りのために隠しカメラを付けて欲しい」
という依頼が寄せられる。
 
実は、こういう類の依頼は少なくない。
 
当社は
「スタッフの方に二度と不正をさせないために、隠しカメラではなく存在感のあるカメラを付けた方がいい」
とご提案するのですが、この類のご依頼主は隠しカメラにこだわる。
 
不正の証拠を押さえて、損害を賠償させようと考えるのだろうが、過去に遡って不正者による損害を算定するのは容易ではない。
 
カメラを設置したことを明示して「これから先は不正行為を許さない」という姿勢を表すことが大切だ。
 
信じていた従業員に裏切られた悔しさが分からなくはないが、カメラの設置以前の出来事はご破算して、設置した日から厳しい管理をした方が得策です。
 
隠しカメラで犯行を確認したら、裏切られた悔しさが膨らみ、自身が自暴自棄・人間不信になり、挙句には損害を請求しても被害満額は埋まらないのだから、良い結末にはならない。
 
 
 
 

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防犯カメラで安全な未来を創る株式会社ガリレオ
 
職場の中でよく起きるトラブルがあります。
 
「3日までに出してくれって言った」
「いや、聞いていませんよ」
 
どこの会社でも多少なり同じようなトラブルがあるのでしょうが、「言った」「聞いてない」は仕事だけに止まりません。
 
次第に互いがエスカレートして、紛争は過去の出来事まで引っ張り出して、「そもそも・・・」となると、これは仕事を越えた喧嘩みたいになります。
 
言い合いがエスカレートする前に間に入って問題点の整理をしますが、それぞれが「私が悪かった」と自らの気配りの無さに目を向ければ紛争にはなりません。
 
たくさんの行き違いから痛い経験を積んだ人は、
言葉で伝えて、
更にメモで伝え、
期日が迫る前に予告確認まで配慮します。
 
ここまで徹底して配慮すると、「言った」「聞いてない」のトラブルの芽すらありません。
 
相手への気遣いとか配慮を十分に尽くせば、相手も自分も良い質の仕事が出来るものだと感心します。
 
 
 
 

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防犯カメラで安全な未来を創る株式会社ガリレオ
 
畑に大根の種を100粒ほど蒔けば、農業の専門家でなくても7割方の種が発芽するでしょう。
 
売り物になるような大根は一本も獲れなくても、食べられる程度の大根は多少収穫できるのではないかと思います。
 
ですが、種を一粒も蒔かなかったら、例えどれほど農業に精通した人でも、一本の大根も獲れません。
 
蒔かない種は発芽しませんし、たくさんの種を蒔けば出来の良し悪しは別にして、実りは得られます。
 
売りに窮して打ち手が尽き、顧客を集める種まき活動を止めてしまったら、その先に実りはありませんから、どれほど現状が悪く、対策に窮しても、種まきだけは手を休めてはいけません。
 
「どうせやっても無駄だ」
と思えるほど蒔いた種の発芽効率が悪くて、意欲も萎えますが、種を蒔けば発芽する可能性は残されているので、諦めることはできません。
 
 
 
 
 

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防犯カメラで安全な未来を創る株式会社ガリレオ
 
「元気ねぇーなあ」
「背中が丸まっているぞ」
「うつむくなよ」
なんて言葉を投げ掛けることがあります。
 
仕事には巧く行かないときや失敗が付いて回ります。
 
巧く行かない都度、失敗の都度、背中を丸めてうつむいていたのではダメです。
 
無双の強さと卓越した人格が認められた「日下開山」の横綱だって、15戦全勝ということは稀で、凡人の私達がやることですから、せいぜい勝ち越せれば立派なものです。
 
勝ち越しですから、8つ勝って7つ負ける訳ですから、7つの負けの度に背中を丸め、うつむいて元気を無くしていたのでは勝ち越すことも間々なりません。
 
巧く行かなくて落ち込む心境でも、背筋を伸ばして、キッと前を見据えて、元気に活動しなくてはいけません。
 
元気を失ってうつむいて歩くと、良い気運すら見逃してしまうことになります。
 
 
 
 

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